春分の日のミスター タンブリンメン。
2010年 03月 22日
お墓参りとボブ・ディラン。
私は、お墓参りという行為をとても大切に想う。
そして、大切にしている。
お彼岸の本日、いつものコース3カ所のお墓参り。
母親が板橋出身なので、板橋周辺に祖父のお墓参り後
伯父のお墓参りに行く。
持参する物は、なるべく明るい色の仏花とターボライターと
たわしと素直な心。
お墓に到着すると、話しかけながら(文句も可)たわしでお掃除。
お花を切り、お線香に火を点け、父から順番にご挨拶。
手を合わせ、近況を報告し、軽くお願いも混ぜて。
ご先祖を大切にしなければ、お墓を綺麗にしなければ
いくら自宅を掃除しても循環は出来ないと想っている。
本日も無事にお墓参りが完了でき、安堵。
ZEPP東京に向かうため、家族と別れ急ぐ、急ぐ、走る。
待ちに待ったボブ・ディラン。
淡々と唄う。
MCは無し。
アンコールには「Like A Rolling Stone」を贈ってくれた。
私の大好きな曲「Mr. Tambourine Man」
この曲を聴くと"白洲次郎と正子"を想う。
白洲次郎や白洲正子の本を読む時は
必ず、ボブ・ディランを聴いていた。
今まで気付かなかったけど、本日は春分の日だった。
太陽と月が半分の日。
これからは、日が長くなっていく。
なんだかわからないけど、少し報われた気がした。
なんだかわからないけど、少し安心した。
『Hey ! Mr Tambourine Man, play a song for me〜』
とボブ・ディランが言った、風の強い夜。
本日の音:Mr Tambourine Man/Bob Dylan
by fuga73
| 2010-03-22 00:51
| 空模様。